ミュージカル「NOW LOADING」チャリティー配信

Infomation

※本配信は終了いたしました
ご視聴いただいた皆さま、拡散にご協力いただいた皆さまありがとうございます。

イントロダクション

「ちょっと逃げ出さない?窓から抜け出して」

休職中の”ジョニ“は、会社への恨みつらみを込めたマシンガントークで、うだつの上がらないゲーム配信をしている。突然ゲストが欠席し、参加者を募っていたところ、スポーツ一筋の”TAI“が、買いたてのゲーム機を手に参戦することに。優しく導こうとするジョニと、健気ながら地雷を踏みまくるTAIのやり取りは白熱してゆく。
しかし彼には、胸の内に隠した”ある秘密”があった。

丘田ミイ子による骨太な試演会レポートや、PR漫画、岡田育のレビューから、口コミに火が付き、多くのリピーターを魅了したミュージカル、待望のアーカイブ再配信決定!


演出・プロデュース・作詞:天羽尚吾
脚本:相馬光
作曲:海老原恒和
キャスト:天羽尚吾・海老原恒和

チケット

視聴チケット:2000円

以前アーカイブ配信をご購入いただいた方は、配信期間中に同じURLでご視聴いただけます。URLが不明の場合は、チケット申し込み時のお名前と「購入完了のお知らせ」メールに記載の申込番号をご記入の上、こちらまでお問い合わせください。

売り上げの50%を、パレスチナで緊急対応中の『国境なき医師団』および『UNHCRウクライナ募金』に寄付します。
(例:チケット1枚ご購入の場合、500円を国境なき医師団、500円をUNHCRウクライナ募金へ振り込みをいたします)

国境なき医師団「緊急チーム」
パレスチナおよび、イスラエルとパレスチナにおける衝突の影響を受ける近隣諸国での緊急援助を行う。また、すべての紛争当事者に無差別攻撃の即時停止を求めている。
UNHCRウクライナ募金
UNHCRはウクライナ国内や近隣諸国に留まり、破壊された家屋の修理や寒さから身を守るための毛布や暖房器具を含む救援物資を届けるなど、緊急支援にあたる。

寄付が現地に届けられるのかは、寄付が活動地に届くまでNHK「寄付は届くの?イスラエルとハマスの衝突から1か月」をご参照ください。

寄付が完了した際には、公式サイト・各種SNSにてご報告いたします。

アーカイブ再配信への想い

舞台セットの机の上に乗っている、ボトル、薬、スマートフォン、PC、ゲームコントローラー


絶対に演劇の道しかない。と、生きたことはありません。
掴みたいと思ったチャンスを逃したり、生活に無理が生じたり、何千回と考え直しています。
けれど、この作品を上演するにあたって、力を貸してくれた方たち、観劇してくれた方たち、あまつさえ、感想を寄せてくれたり、知人・友人におすすめをしてくれた方たちと出会えたことは「あ、がんばってよかったんだ」と、心の底から感じることができました。

再配信の前に観返したのですが、かなり勇気が必要でした。文化祭マジックだったらどうしよう。みたいな。
でもちょっと客観的になって観たからこそ、やっぱりこの作品がこの時代に生まれて良かった、もっといろんな方に観て欲しい。と思えたので、共同制作者である海老原恒和と相馬光に提案して、この企画が決まりました。ま、もちろん、今演出するなら…という欲は沢山ありますが、それすら、上演したから、感想をもらえたから、成長したからこそ思えることで。

そして、みなさまにご覧いただく際に、この作品を通じて人道支援ができたらと願い、チャリティー企画として再配信をすることを決意しました。日本や世界中で起きている災害や戦争は数え切れないほどですが、社会の戦場から逃げ出そうと、傷つき藻掻く、ジョニとTAIを描いた物語を通じての支援であることを考え、国境なき医師団とUNHCRへ売り上げの50%を寄付いたします。僕がチャリティー企画を立ち上げるのはひよっこですが、寄付先はどちらも歴史と実績のある活動を続けてきた団体ですから、安心してお預けください。

健康に生活ができていることは、たくさんの方たちと支えあい、助けてあっているからこそ成り立っていると、日々実感しています。現在僕が住むロンドンは、よくストライキで電車が止まるのですが、電車はただの便利な乗り物じゃなくて、多くの力によって動いていることを想像するきっかけにもなります。

どうか、あなたにも、健やかで、誰かのやさしさに思いを馳せられるような、安らかな時間が訪れますように。

天羽尚吾

コメント

1時間ほどの舞台に、自分探しやパワハラやいじめや暴力や友情や癒しやそして謎解きまでをも詰め込んで、詰め込みすぎではない疾走感とともに最後まで駆け抜ける快感は、ゲームと音楽というとても「いまどき」な道具立てを使いこなしているせいだろう。上手い、そしてなんといっても面白い、「後生畏るべし」な佳作である。
北丸雄二(ジャーナリスト)
やなやつ殴ってスカッとして終わり、ではない別の地平で朝日が見たい。君たちと一緒に。
岡田育(文筆家)
「男」のノリをめちゃくちゃ思い出したし、そこから半歩抜け出したとて「逃げた」と自分にネガティブになることも含めて、かなりリアルできつかった…。その分ラストに救われました。演者お二人の空気がとても好きです。
カツセマサヒコ(小説家)
近年ジェンダーやセクシュアリティをテーマにした演劇を散見するようになって、拠り所にするように噛み締めて鑑賞してきた。ただ、どれも女性やクィアを主体としたもので、男性が男性性と向き合う作品に出会えないできた。特にシスヘテロ男性を一人称とするもの。男が男をまなざし、居直らず、自罰の陶酔に陥らず、女性からの承認を目的化せず、男の輪の中で男の問題にけりをつける物語。それがここにあった。
自分にしろ他人にしろ、男は男をケアしないで何万年もやってきた。モデルケースが豊かにない中でこんなにもすばらしい男と男の物語を作り上げた製作陣に心から敬意を表したい。間違いなく今後手本にされる作品になるはず。
ヒラギノ游ゴ(ライター・編集者)
個人的にジョニに感情移入してしまったのですが、ポテンシャルがあるのになんで頑張らないんだ、というTAIさんの気持ちも分かってしまって途中胸が締め付けられました。
をのひなお(漫画家)
無傷ではなく、疲弊したところからはじまるこの物語は、致命的な一撃から身を守るための生存術を示唆してくれたように思います。セーフティスペースから他者とつながるための言葉はあり得ると思えたことが自分にとっては希望です。ありがとうございます。
小野 晃太朗(劇作家・ドラマトゥルク)
曖昧さ。そして説得力と素直さ。この不思議な手触りのする作品を観たとき、そのような言葉が頭を巡った。
曖昧なまま、わからないまま、それでも命を続けることを選び取るジョニとTAIを体現する素直なふたつの身体を、この2人の俳優の様々を、もっと観(てい)たい。
平野鈴(俳優)
ポップなのにブラックで、オシャレなのに泥臭くて、ギリ笑えそうなのに笑えない無理ゲーみたいなミュージカル。おそらく明日も上手く生きられない私が、あと少しだけ自分なりの形で戦ってみる、かどうかを考えてみたくなる歌と言葉で溢れていました。
小林弘幸(新宿公社 代表)
70年代のホモフォビアからコーラスラインが生まれ、AIDS禍のニューヨークからRENTが生まれたように、今の東京の街角が生み出した私小説的なミュージカル。不安定な境遇をぶら下がった裸電球に投影させる演出などにもアイデアを感じ、わずか1時間という短さを感じさせない濃密な舞台だった。
アンケートより